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■福島県指定重要文化財
■会津若松市指定文化財

[福島県会津若松市]

麟閣は茶人千利休(せんのりきゅう)の息子少庵(しょうあん)が
会津藩主蒲生氏郷(がもううじさと)にかくまわれていたときに
鶴ヶ城本丸内に建てた由緒ある茶室。
 
戊辰戦争で会津藩が敗れ、明治政府による全国城郭存廃ノ処分並兵営地等撰定方(廃城令)で
鶴ヶ城が取壊される際、石州流(せきしゅうりゅう)家元の薬種問屋森川善兵衛が払い下げを受け
自宅の庭に移築し保存されてきた。
平成2年に本丸内の旧跡地に再移築され、平成2年8月23日会津若松市指定文化財に指定され、
その後、福島県指定重要文化財に指定され現在に至る。
 
現在でも少庵を偲び、毎月7日に月釜のお茶会が定期的に開催されている。
 

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茶室麟閣は、三畳台目(さんじょうだいめ)席の「麟閣」、
北側に六畳間の「鎖の間(くさりのま)」、屋根を一重の茅葺(かやぶき)とし、
棟をT字型に配し一つの建物を構成としている。

「麟閣」
 正面桁行二間、背面桁行三間、梁間四間
「鎖の間」
 桁行二間、梁間二間、東側:半間廊下

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工事名
 茶室麟閣屋根等改修工事
発注者
 会津若松市
工事概要
 屋根等改修

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茅葺き(かやぶき)屋根とは
  草で葺(ふ)かれた屋根の総称ですが、
  麟閣は茅(かや)を使用して葺かれた屋根です。