技と心、すべてを注ぎ込んで創り上げた極上の時間と空間。


建築主  会津土建
設計   会津土建
施工場所 会津若松市追手町
竣工年月 平成22年9月
概要   木造2階建KES工
延床面積 406.58㎡
CLT 使用(日本初)
2階床および屋根 使用面積
500㎡ 3層 95㎜パネル

s_adoria-20

木の優しさに包まれた本物との出会い

緑あふれる鶴ヶ城のお堀端に、漆喰壁の趣ある外観を見せて建つ アドリア北出丸カフェ。アプローチには淡いモスグリーンの御影 石が敷き詰められ、それは隣接するバス停にも同様に施されてい ます。カフェのスタッフは、この空間全体を毎朝掃除し、観光客 や地元の方々を気持ちよくお迎えする準備を欠かしません。 そして、城下町会津の景観に溶け込むように佇んでいるカフェに 一歩入ると、そこには本物との出会いが待っています。出迎える のは、日本に二つとない大ケヤキの一枚板のモニュメント。上質 のサクラやケヤキがふんだんに使われた店内は、心癒される木の 香りと優しさに満ちています。さらにドアやトイレの装飾などに は、会津の漆職人の見事な手技も見られます。 私たち会津土建のすべてを注ぎ込んで創り上げた、アドリア北出 丸カフェ。本物が醸し出す極上の時間と空間をお届けしています。

自然との調和を目指して最新の工法・システムを採用

アドリア北出丸カフェは、まちとの調和だけでなく、自然との調和も重要なテーマにしています。省エネ性を追求するため、気密性や断熱性に優れた大型集成材パネルを使う「CLT工法」を日本で初めて採用。冷暖房には、自然エネルギーの地熱を有効利用するシステムを取り入れました。さらに、自然の光や風、四季の移ろいが心地よく感じられる空間設計が施されています。

c-1

自然を活用した冷暖房 システム

化石燃料に依存しない「井戸水」によるヒートポンプ冷暖房システムを採用しています。冬は壁内パネルに温水を流すことで、室内全体をおだやかな暖かさで包みます。一方、夏は室温が30℃あっても25℃に感じられるように20℃の水を流し、身体に優しい涼しさをつくり出しています。

pf_adoria-281

自然と共存する空間設計

採光や風の流れを計算して窓を配置するなど、室内にいても自然の光や風が心地よく感じられる空間づくりを目指しました。玄関や庭には、癒しの空間を美しく彩る四季の草木を植栽。春から秋はお堀に面した場にオープンデッキが設けられ、自然を愛でながら心なごむカフェタイムを楽しむことができます。